「お前の会社がなくなったところで誰も困らないと、社内からも社外からも思われていたことが分かり、私のプライドはずたずたになった」

「だったら、必要な人間になってみせる。ないと困る会社をつくってやろうじゃないか。それで今後同じことが起こったらそのときはお願いだから辞めないでくれ、なんとしても事業を続けてほしいと、向こうに言わせてみせる」

内容が濃い本ですが、2時間程度で一気に読めました。その間に何十本もの赤線が本に引かれ、力がはいったのか、新品だった本は折りごとに割れて、バサバサになってしまいました。

おそらくは、この10年に出た経営者本としてはもっとも説得力があり、読み応えがあると思います。

なによりこの本は、経営学者やジャーナリストが書いたものではなく、経営者本人が書いたことが大きいです。これは、松浦さんの「魂の叫び」だと感じました。

特に、「社員がなかなか社長の言うことを聞いてくれない」「社員が楽しそうに働いているようには見えない」という企業の社長さんには、最高の教科書になると思います。

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