国内太陽電池の生産増強―三洋電機

三洋電機は6月15日、太陽電気の需要が旺盛な国内市場に対応するため、大阪府と滋賀県にある工場の太陽電池モジュールの生産能力を今年度末までに増強すると発表した。工程の改善や設備の増設によって対応するという。

今回増強が予定されているのは「二色の浜工場」(大阪府貝塚市)と「滋賀工場」(滋賀市)で、それぞれ年産能力が35MWから40MW、100MWから250MWに強化される。滋賀工場は当初200MWを目標としていたが、需要の急伸によりさらに生産能力を積み増した。

国内の太陽電池の需要は、政府や自治体からの補助金、および太陽光発電電力の固定価格買取制度の施行によって大きく伸びている。同社は高効率太陽電池の技術に強みを持っており、これを機に市場シェアの拡大を狙う考えだ。

三洋電機プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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