ワコール ブラ・リサイクル2/12から

【ニュースリリース】

ブラジャーを見直して心機一転、不用なブラジャーを回収する「2014ワコール ブラ・リサイクル」を実施します

株式会社ワコールは、2008年から取り組みを始めた「ワコール ブラ・リサイクル」を、2014年2月12日「ブラジャーの日」から4月22日「アースデイ」までの間、国内の百貨店、下着専門店、ワコール直営店およびグループ会社を中心に合計約800店舗と、香港のワコール直営店および取引先約130店舗で実施します。
このキャンペーンは、お手持ちのブラジャーを見直していただくことを目的に、「ブラジャーの劣化」や「からだに合わなくなった」など不用になったブラジャーを回収し、「RPF」と呼ばれる産業用の固形燃料にリサイクルする企画です。また、産業用固形燃料「RPF」を燃料としている製紙会社で作られた紙を使用した専用の回収袋「ブラ・リサイクルバッグ」に、不用なブラジャーを入れてお客様にご持参いただき、店頭で回収します。
ワコールが行った調査(※)によると、 6割近くの女性が「モノを捨てられない」と自己分析。また、約2人に1人は、ブラジャーを捨てることにためらいを感じた経験があり、「ブラジャーの捨て時がわからない」と捨て時に悩む女性が約3人に1人いることがわかりました。その中で、ブラジャーを捨てるきっかけとしては「ブラジャーの劣化」が約9割と最も多く、「体型の変化」「新しいものを購入した」と続きます。これらの実態をふまえ、ワコールでは、ブラジャーの捨て時や、からだに合わなくなったブラジャーのチェック方法などのリーフレットを店頭で配布するなど、ワコールと得意先の連携により、お客様が捨てにくいと感じているブラジャーを回収・リサイクルすることで、お客様とともに身近な環境活動に取り組んでいきたいと考えています。
(※)調査期間:2013年1月28日~1月30日 調査方法:インターネット 調査対象:全国の20代~50代の女性1,000名

◆「ワコール ブラ・リサイクル」実施の背景
株式会社ワコールは、自社の環境方針に基づき、さまざまな環境活動に取り組んでおり、その一環として、お客様にご愛用いただき不用になったワコール製品の取り扱いもメーカーとしての重要な責務と考え、自社で販売したブラジャーの回収・リサイクルを2008年2月から開始し、今回は7回目の実施になります。
過去6回の実施で約141,500名のお客様から、約563,000枚(回収重量からの推定枚数)を回収し、約56.3トンの産業用固形燃料「RPF」にリサイクルすることができました。
また、店舗でお渡しする専用の回収袋「ブラ・リサイクルバッグ」は、回収したブラジャーを産業用固形燃料「RPF」にリサイクルしたものを燃料としている製紙会社で作られた紙を使用しており、「メイド・フロム・ブラジャー」の「ブラ・リサイクルバッグ」として更なる環境循環を意識しています。
「2014ブラ・リサイクルバッグ」は、「2013ブラ・リサイクルバッグ」デザインで好評だった刺繍作家の大塚あや子氏のオリジナルデザインで、参加してくださるお客様の気持ちがエコ活動につながることを、花や緑が形作るブラジャーで表現しています。

◆「2014ワコール ブラ・リサイクル」概要
○リサイクルの流れ
①実施店舗で「ブラ・リサイクルバッグ」を受け取る
②家でブラジャーをチェックし、リサイクルするブラジャーを選別
③リサイクルするブラジャーをバッグに入れて、しっかりと封をする
④回収実施店舗へ持参し、販売員に渡す
⑤店舗から回収便でワコール流通センターに届けられ、その日のうちに処理工場に運ばれ、RPFになる
⑥加工された RPF は製紙会社等に販売され、燃料として有効に使われる
*「ブラ・リサイクルバッグ」は、密封された(お客様から受け取った状態の)まま、開封せずにワコールの流通センターに届けられます。加工はワコールが契約した処理業者で行い、全ての工程が「ブラ・リサイクルバッグ」に入ったままの状態で行われます。
○回収商品
ワコール製のブラジャー、他社製のブラジャー
○実施期間
2014年2月12日(水)「ブラジャーの日」~4月22日(火)「アースデイ」
○実施店舗
国内の百貨店、下着専門店、ワコールグループの直営店『アンフィ』『ウンナナクール』『ランチ』『スビート』『ワコールデューブルベ』と、グループ会社の『PEACH JOHN』の直営店を中心に一部量販店など合計約800店舗、香港のワコール直営店、取引店舗約130店舗で展開。
○ 回収袋
専用の回収袋「2014 ブラ・リサイクルバッグ」は、“リサイクルキャンペーン”で回収したブラジャーを、産業用固形燃料(RPF)にリサイクルしたものを燃料として使用している製紙会社で作られた紙を使用し、更なる環境循環を意識しています。1袋にブラジャーが6枚程度入り、合計で約50万枚を配布できるように用意しています。
○ 回収目標
お客様からのご協力のもと実施するものであり、回収枚数の目標は設定していません。

◆ブラジャーを見直すタイミング(捨て時・替え時)とチェック方法
○ブラジャーの捨て時のチェック項目
下記の項目のうち、ひとつでも該当するものがあった場合はブラジャーの捨て時です。
Check1 ワイヤーが変形している
Check2 調整してもストラップがずれる
Check3 カップがしわしわでへこんでいる
Check4 アンダーやサイドのメッシュ・ゴムが伸びたり、薄くなっている
Check5 見た目がくたびれている
○からだに合っていないブラジャーとは?
下記の項目のうち、ひとつでも該当するものがあった場合、ブラジャーのサイズが合っていないか、年齢とともにバストのかたちややわらかさが変化している可能性があります。
最初にチェック!
止まっているときだけでなく、動いてみたときのブラの状態を忘れずにチェックしましょう。
軽く動いてみましょう。
からだを左右にひねる
腕を上下に動かす
Check1 カップの上辺 浮いたり、くいこんだりする
Check2 ストラップ ずれたり、くいこんだりする
Check3 前中心 浮いてしまう
Check4 アンダーバスト くるしかったり、ずれ上がったりする
Check5 バージスライン(バストの底辺) ワイヤーがくいこんだり、あたったりする

【参考】
◆2月12日「ブラジャーの日」
1914年2月12日に、アメリカ人女性 メアリー・フェルブス・ジェイコブさんが、ハンカチをリボンで結んだ、ブラジャーの原型となるものを考案し特許を取得したことから。
◆4月22 日「アースデイ」(地球の日)
1970 年アメリカウイスコンシン州選出の、G・ネルソン上院議員が4月22日を「地球の日」であると宣言し、「アースデイ」が誕生しました。 民族・国籍・信条・政党・宗派を超えて、誰もが自由にその人の方法で地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動のことで、その活動を互いに知らせ合い、活動の輪を拡げていく日です。

〔 この件に関するお問い合わせ先 〕
<報道関係の方からのお問い合わせ先>
株式会社ワコール 広報・宣伝部
(東京) TEL (03) 3239-1117 FAX (03) 3239-1118
(京都) TEL (075) 682-1006 FAX (075) 682-1103
<一般のお客様からのお問い合わせ先>
株式会社ワコール お客様センター
フリーダイヤル 0120-307-056 (平日 9:30~17:00)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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