オルタナ77号「CSR48presents CSRトピックス」37

右から二人目が博多大丸の村本光児社長
博多大丸(福岡市)は、トークン型クラウトドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」と 協業し、九州の生産者・事業者を支援する「未来共栄プロジェクト」をスタートした。
第一弾として、チョウザメ養殖のキャビア王国(宮崎県)の支援に向けたクラウドファンディングを行なった。 チョウザメは乱獲や密漁により個体数が激減し、2022年に絶滅危惧種に指定された。
キャビア王国は養殖による供給量を増加させることで、天然のチョウザメを守りたいと考えており、今回は約1千万円 の支援を得ることができた。博多大丸は引き続き、環 境や社会課題解決を目指す地元企業を応援していく。(CSR48・米山由紀)
「CSR48」とは
2012年に企業のCSR担当者を中心に「CSRに 関心のある女性」が集まって発足したコミュニティ。「CSRをもっと身近に」をミッションに勉強会やイベントを実施しており、近年は性別に関係なく参加を呼び掛けている。取り組みは 脱炭素や脱プラスチック、LGBTQ+、フェアトレードの勉強会、 洋服リサイクル&コットン収穫ツアーの企画など。メンバーの 所属は商社、メーカー、非営利団体、コンサルなどさまざま。早稲田大学でのゲスト講師登壇も毎年行っている。