企業経営における持続可能性を考える(1)【企業と社会の関係】

さらに個別テーマに分かれて実施されるブレイクアウト・セッションでは、「持続可能性と戦略」、「持続可能性と競争優位」、「国際的エンゲージメント」、「CSR とステークホルダー」といったテーマの下、19の報告が行なわれます。これらは、本カンファレンスの実施にあたり広く研究/ケース報告を募った結果、日本国内のみならず中国、台湾、ネパール、ロシア、ドイツなどからも応募があったものです。昨年の国際ジョイント・カンファレンスとは異なりJFBS単独で主催する本大会でも、アジア圏を中心にこうした国々/地域からの積極的な報告が行われることは、関心の高さをうかがわせます。
 
最後にプレナリーセッション2において、各企画セッションの司会者よりセッションごとの議論内容や得られたインプリケーションを紹介いただくとともに、総括を行います。
 
年次大会では、国内外からの参加者のみなさまが学界、産業界、行政、NPO/NGOなどのセクターを越えてネットワークを拡充していけるよう、交流の場も大切にしています。本大会の報告者の中には、昨年の国際ジョイント・カンファレンスへの参加がきっかけとなって今年も参加されることになった方々もいらっしゃいます。

※プログラムやお申込み手続きなどの詳細は、下記ウェブサイトを参照下さい。
http://j-fbs.jp/annualconf_2014.html

CSRmonthly 第24号( 2014年9月5日発行)

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齊藤 紀子(企業と社会フォーラム事務局)

原子力分野の国際基準等策定機関、外資系教育機関などを経て、ソーシャル・ビジネスやCSR 活動の支援・普及啓発業務に従事したのち、現職。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、千葉商科大学人間社会学部准教授。

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