■「積極的平和」のそもそもの提唱者、ガルトゥング博士を日本に!

安倍政権が多用する「積極的平和主義」。「積極的平和」とは、平和学の世界で有名なコンセプトなのです。「積極的平和」とは、貧困、抑圧、差別などの「構造的暴力」がない状態のことをいい、決して「テロとの戦い」に勝利して、脅威を取り除くようなことではないのです。
この「積極的平和」を提唱したのは、平和学の第一人者で世界的に「平和学の父」と知られるヨハン・ガルトゥング博士です。世界中の大学で平和学を教え、これまでに世界100ヶ所以上の紛争調停をしてきた実践者でもあります。
これは日本に呼ぶしかない!とユナイテッドピープルが動いた所、ご高齢にもかかわらず、日本のことを心配して、来日を決意してくれました。
Skypeで博士と話した時、安倍総理が「積極的平和主義」を旗印に掲げていることをどう思うかと聞くと、私が1958年に考えだした「積極的平和(ポジティブピース)」の盗用で、本来の意味とは真逆だと話していました。
■日本がすべき真の国際平和への貢献とは?
1930年生まれで今年85歳になるヨハン・ガルトゥング博士にとって、今回が来日する最後のチャンスになるかもしれません。来日期間中の8月19日から8月22日は、様々なイベントを行う予定ですが、8月19日には、ジャーナリストとして有名で、同じく80歳を超える田原総一朗さんが博士と「安保法制、憲法改正、積極的平和主義。日本はどう国際平和に貢献すべきか?」というテーマで対談が決まりました。
ガルトゥング博士来日を成功させるためにクラウドファンディングも開始しました。リターンはイベント招待や講演DVDなど。日本が世界に誇る平和国家あり続けるために、「『積極的平和』の提唱者で『平和学の父』ヨハン・ガルトゥング博士を日本に!」へのご参加、ご賛同、応援をぜひお願いします。