NPO法人テーブル・フォー・ツーインターナショナル(TFT)は27日、4月から西友で販売中の「寄付つき惣菜」が好評で、6月末までに売上の中から321万円余りが台風被害を受けたフィリピン・レイテ島の農業支援活動などに寄付されたと発表した。(オルタナ編集部)
西友で販売される惣菜は同社子会社の若菜(埼玉・川越)が製造。同社はTFTが実施する「カロリーオフセットプログラム」に参加している。プログラムは先進国の余分なカロリーを途上国で必要なカロリーに変換するのが目的。プログラム参加企業が提供する、健康に意識した商品やサービスの売上の一部が途上国の食糧支援活動に寄付される。
対象商品はサラダや冷し中華など11品目。TFTはプログラムを、企業のマーケティングと社会貢献を同時に達成する「コーズ・リレーテッド・マーケティング」として実施。小暮真久代表は「社会貢献とメタボ予防ができる一石二鳥な取り組みが消費者に選ばれた。社会貢献できる商品が売り上げ増に貢献することを証明した」としている。
◆カロリーオフセットプログラムへの取り組み(西友)
http://www.seiyu.co.jp/campaign/cop/index.html