認定・准認定ファンドレイザーの資格取得に必須となる「必修研修」の公式テキストが、この春アップデートされる。日本ファンドレイジング協会が実施する本研修は、これまでに7,000名を超える受講者を輩出し、資格取得者は全国で1,600名を超える。(日本ファンドレイジング協会=宮下真美)

今回の改訂では、クラウドファンディングやマンスリープログラム、対面寄付など、実践的手法に焦点をあて、現場の活用ニーズに応える内容へと情報を強化した。
資格試験の出題範囲に変更はないが、テキストの改訂は、資金調達方法の多様化や、社会課題解決を支える専門人材育成への期待を示しているといえる。