三井不動産、リクルートキャリア、日本ユニシス等が「社外起業」で社員を育成

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三井不動産、リクルートキャリア、日本ユニシス等が「社外起業」で社員を育成

■待ったなしのイノベーター育成、「会社員かつ起業家」という新スタイルで社員を育てる!

大手企業の一部で、 イノベーター育成のため「起業家ナレッジ」を社員に身につけさせようとする動きが出てきた。 社内イノベーター育成は現在、 大手企業の大きな課題となっているが、 一方で、 起業家のようにゼロから事業創造させる経験を中々社内業務だけでは提供できないこと、 そもそも社内に起業家ナレッジが蓄積できていないことなどの理由により、 社内でのイノベーター育成には限界があった。 そんな中、 本業と並行して社外で“起業家体験”をさせることでナレッジを効果的に学ばせるという動きが始まっている。 三井不動産(株)、 (株)リクルートキャリア、 日本ユニシス(株)といった大手企業が注目する「社外起業でイノベーターを育成する仕組み」とは。

■副業禁止規定があっても問題なし! 社員教育としての社外起業「チーム・ゼロイチ」

「チーム・ゼロイチ」( http://team0-1.com/ ) は、「ゼロイチ会社員」を育てる社外武者修行の場。

「ゼロイチ会社員」とは、 会社員でありながら起業家のナレッジを使いこなし、 会社の既存領域にとらわれることなく、 0(ゼロ)から新規事業を生み出せるハイブリッド型会社員のこと。 「チーム・ゼロイチ」には起業家ナレッジを教える独自プログラムや、 社外の仲間とチーム結成できる「スカウト交流会」などゼロイチ会社員を支援する環境が整備されており、 会社員でも気軽にゼロから事業を立ち上げる経験を積むことができる。

ここで身につけたスキルは定量評価され報告書(※)として企業にフィードバックされる。 導入企業は、 報告書をもとに参加社員のスキル特性を把握し、 社内の新規事業でのチーム編成などへ活用できる。 企業はデメリット以上のメリットがあるため、 社外の起業家体験を副業と見なさず、 社員教育として活用している。

■導入した企業担当者は、「社外起業」の可能性をどう考えているか?

現在、すでに「チーム・ゼロイチ」のパートナー法人となっている3社(三井不動産㈱、㈱リクルートキャリア、日本ユニシス㈱)の導入担当者が社内のイノベーター育成について、社外での起業家体験をどのように考えているのか? その一部を以下に紹介する。

(導入企業担当者の声:1)

・三井不動産㈱:村上 弘さん
ビルディング本部/法人営業統括部/法人営業推進グループ/グループ長

通常の不動産市場は、2020年以降 マーケット縮小を余儀なくされます。今迄の延長線上にない新アイディアが求められており、「社外に出よう」と常日頃メッセージを発していますが、社員もどうやっていいか分からない。今回の導入は、社外の人とチーム結成して事業創造できるプログラムが魅力でした。

(導入企業担当者の声:2)

・㈱リクルートキャリア:上田 隆志さん
中途事業本部/領域企画統括部/アントレユニット/部長

フランチャイズ独立のメイン事業以外にも、様々な独立をサポートする新事業展開を今後継続的に模索していきたいと考えています。一方、社内では新規事業&独立の経験者がほぼ皆無。考え方や形にしていくプロセスを誰も分からないのが現状でした。今回の導入の決め手は、経験のない事業創造を起業家体験を通して効率良く学べる会社員特化型カリキュラムでした。

詳しくは⇒ http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000016149.html

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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