資生堂、手話による美容相談サービスをスタート

オルタナ79号「CSR48presents CSRトピックス」39

手話を使ってカウンセリング

資生堂は11月、聴覚に障がいのある顧客を対象とした無料のオンライン美容相談サービス「オンライン総合美容相談Online Beauty」を開始した。

美容カウンセリングを受ける際に存在する物理的・心理的ハードルを下げるため、手話や口話、チャット などの方法を取り入れ、聴覚障がいの不安を解消し、パーソナルな美容体験を提供する。

同時に「職域拡大プロジェクト」として、多様な人財が美容職として活躍できる仕組みづくりにも取り組んでいる。

手話スキルを有する障がい者の美容職採用も進めており、将来的には資生堂パーソナルビューティーパートナーとして顧客を担当し、さらに利用しやすいサービスに発展させていく。(CSR48・吉村美歩)

「CSR48」は、企業のCSR担当者を中心に「CSRに関心のある女子たち」が集まったグループ。「CSRをもっと身近に」をミッションに、勉強会やイベントを実施する。⽬指すのはサステナブルな社会と、女性のエンパワーメントによって、利害や⽴場を超えて、より良い社会に向けたアクションをおこすこと。メンバーの所属は、商社、メーカー、ゼネコン、NPO法人などさまざま。 雑誌オルタナの連載の他、イベント登壇や4月はじまりのSDGsカレンダー発売など多彩に活動を広げる。オフィシャルブログ 執筆記事一覧

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キーワード: #SDGs

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