
[Sustainablebrands.comから転載] サステナブル・ブランド(SB)国際会議の日本における会員コミュニティ活動「SB-Jフォーラム」の第2回ワークショップが7月25日、博展(東京・中央)で開催された。今回のテーマは「アウトサイド・インーー社会課題起点のビジネス創出」。参加した約40人は、ユニリーバが世界で展開する「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」などの事例を学び、社会課題起点のビジネス創出を考えるワークショップを行った。(オルタナ編集部=小松 遥香)
最初に登壇したのは、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングスでコミュニケーション(広報)の責任者を務める伊藤征慶氏。190カ国で事業を展開するユニリーバの起源は、1884 年に英国でリーバ・ブラザーズが「清潔な暮らしを当たり前にする」というパーパス(企業の存在意義)のもとでサンライト石鹸の販売を始めたことにある。
伊藤氏は「ユニリーバは今まで通りのビジネスを続けていると地球が持たないと考えている」と話し、現在のパーパス「持続可能な暮らしを当たり前にする」について説明した。