[Sustainablebrands.comから転載]
バーニーズ ジャパン(東京・渋谷)など4社と国際NGOプラン・インターナショナル・ジャパン(東京・世田谷)は、10月11日の国際ガールズ・デーを啓発するキャンペーンを六本木で展開している。7日にバーニーズニューヨーク六本木店で開催されたイベントには、児童労働を強いられていたネパールの女性が登壇。国際的にも問題と言われる同国の児童労働について語り、解決を呼びかけた。(オルタナ編集部=小松遥香)
世界には、女の子という理由で中絶の対象になったり、学校に通わせてもらえない、早婚をせざるを得ないといった問題が存在する。国際ガールズ・デーは2012年、そうした国際的な問題に目を向けてもらい、啓発を行う日として定められたものだ。
プラン・インターナショナル・ジャパンの平田泉さんは、「世界の貧困を終わらせるための最も効果的な方法が、社会的に弱い立場にいる女の子のエンパワーメントだ」と説明。
女の子が教育を受けると、自分で稼げるようになり、自分で人生を選択することができる。家族を持った場合も、家族計画に則った家族経営をし、健康的な家庭環境づくりが可能になる。また教育を受けた女性は子どもにも教育を受けさせようとするため、女子教育は負の連鎖を断ち切るカギになると言われる。