六ヶ所村で次世代電力網の実験開始

日本風力開発は9月15日、トヨタ自動車、日立製作所、パナソニック電工の3社とともに、青森県六ヶ所村でスマートグリッド(次世代送電網)の実証実験を同月16日から開始すると発表した。住民居住型のスマートグリッドの実証実験としては世界初。

ここでは、電力会社の送配電網から独立した「クローズドグリッド」を構築。自然エネルギー発電で作った電気を地域全体で管理して使い、効率的な電力の使用を行う。実験は2012年7月まで行われ、4社のほか、青森県六ヶ所村や積水ハウスなど、13の企業や自治体が参画する。

六ヶ所村の分譲地に3種類のホームエネルギーマネージメントシステム(HEMS)を導入した実証住宅「スマートハウス」6棟を建設し、蓄電池も設置。管理センターがグリーン電力を制御する。(石井孝明=オルタナ編集部)2010年9月17日

日本風力開発 プレスリリース(PDF)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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