[Sustainablebrands.comから転載]

楽天はCSRの一環として、高校生を対象にECビジネスを教える「楽天IT学校」を実施している。授業では次世代の人材育成を目的に、商品開発やサイトの作成など実践的な学習を2008年から提供、2017年までの10年間に245校で授業を開催した。授業を受けた生徒が授業の成果を発表する「楽天IT学校甲子園」が20日開かれ、楽天の創業者でCPOの小林正忠常務は「これだけ元気な日本人がいれば、日本の未来は明るい」と語った。(松島 香織)
楽天IT学校は、カリキュラムの策定や教材の作成、講師派遣、授業の運営まですべて楽天が一貫して行っている。2017年度は、急速に普及しているスマートフォンなどモバイル端末に対応したカリキュラムを組み込んだ。事務局を務めるECカンパニーCSR課の崎村奏子さんは「今後も時代のニーズに合わせていきたい」と話す。