欧州CSR最前線:海洋プラスチック汚染に企業はどう対処するのか

Sustainablebrands.comから転載]

「海洋プラスチックの汚染にどのように企業は取り組むことができるか」という会議が2017年10月下旬にロンドンで開催され参加した。ここでは、海に浮かぶビニール袋やプラスチック空き容器など使い捨てられたプラスチックが海を汚染している状況、そしてその課題にどう企業や政府が取り組む必要があるのかについて議論がなされ、その深刻さを伝えていた。

近年プラスチック製品が海洋生態系に深刻な影響を及ぼしている。毎年最大で約1270万トンの廃棄プラスチックが海洋に流出しているとされ、魚、海鳥、海洋哺乳類の中にもプラスチックの残留物が日常的に発見されている。また最近の調査で海底11キロに生息する海洋生物の胃の中にプラスチックが取り込まれているのが発見された。

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下田屋 毅(CSRコンサルタント)

欧州と日本のCSR/サステナビリティの架け橋となるべく活動を行っている。サステイナビジョン代表取締役。一般社団法人ASSC(アスク)代表理事。一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会代表理事。英国イーストアングリア大学環境科学修士、ランカスター大学MBA。執筆記事一覧

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