パナ、環境エネ事業3兆円超へ

パナソニックは10月6日、創業100周年を迎える2018年に環境エネルギー事業の売上高を現在の約5400億円から3兆円以上に引き上げることなどを盛り込んだ環境戦略「グリーンプラン2018」を発表した。家電の省エネ化、太陽光発電向け電池やリチウムイオン電池などの販売拡大を目指す。事業活動でのCO2の排出削減も進める。

同社グループは家電、太陽電池、住宅設備を商品として持つ強みを活かし、エコ志向の生活を提案しながら、環境貢献と事業成長を同時に進める。

また、業界トップクラスの性能を持つ省エネ製品が総売上高に占める割合を09年度比で約2倍の30%に引き上げ、廃棄物リサイクル率を99.5%にするなどの数値目標も示した。三洋電機、パナソニック電工との経営統合は2012年までに予定通り進める。(オルタナ編集部=石井孝明)10月7日

パナソニック プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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