積水ハウス、社内会議でのペットボトル使用を禁止

海外ではアディダスが、ドイツ本社や日本法人を含めて世界75カ所のオフィスでのプラスチック製ボトルの使用を禁止した。このほか、米AVEDAや英LUSHでもオフィスでペットボトルを使う社員はいないという。

環境省の「プラスチック・スマート」キャンペーンには多くの企業や自治体が参加し始めており、今後もビジネスや生活の場での「脱プラ」の動きが加速しそうだ。

プラスチック・スマートの事例としては「デニーズでのストロー提供原則禁止」(セブン&アイフードシステムズ)、プラスチック資源循環アクション宣言(日清食品ホールディングス)、レジ袋削減キャンペーン(兵庫県尼崎市)などがある。

積水ハウスなどの「脱ペットボトル」の動きは、自販機業界にも大きな影響を与えそうだ。自販機業界にとって、オフィスへの設置は販売効率も良く、ドル箱の一つ。設置先企業が「ペットボトルは嫌だ」と言えば、従わざるを得ない。今後、同様の事例が増えれば、飲料メーカー全体としてもパッケージの在り方を再検討する必要が出てきそうだ。

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:
  1. 積水ハウス、社内会議でのペットボトル禁止 – 環境問題研究会のブログ
    2019/01/25 10:00

    […] 積水ハウス、社内会議でのペットボトル使用を禁止 […]

+もっと見る

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..