ポルトガル北部の港湾都市で人口約26万人のリスボンに次ぐポルトガル第二の都市ポルト。ここでは、ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院が世界文化遺産を構成しています。
ルイス1世橋は近代の大きな橋なのに景観にマッチしていると思いましたが、ギュスターヴ・エッフェルの弟子の一人(テオフィロ・セイリグ)が設計したと聞いてなるほどと納得しました。建設は1881年から1886年の間です。

ポルトには世界一美しい書店の一つと言われる「Livraria Lello」もあります。『ハリー・ポッターシリーズ』に大きなインスピレーションを与え、その特設コーナーもありました。入場料金4ユーロを取りますが、本を買うと戻ってきます。ホームページも素晴らしいです。
https://www.livrarialello.pt/en-us/modern-home

市内にあるサン・ベント駅は、アメリカの旅行雑誌「Travel & Leisure」によって、世界で最も美しい駅14選に選ばれました。https://www.travelandleisure.com/slideshows/worlds-most-beautiful-train-stations
1900年、修道院の跡地に建てられたものです。駅構内は壁一面にポルトガル伝統の装飾タイル(アズレージョと呼ばれます)による芸術的な装飾が印象的です。