三重県にフェアトレードタウンがやってくる

フェアトレードタウン認定への大きな第一歩

具体的にフェアトレードタウンに認定される基準には、最難関とも言われるものがあります。その地の地元議会の各議員の方々の支持決意を受けることです。その後、その首長(市長や町長)による「フェアトレードへの支持表明」が必要になるのです。すでに、平成30年12月21日のいなべ市議会定例会で、「フェアトレード取り組みに関する決議」が全会一致で可決されていたので、市長による宣言は時間の問題と思われていました。それが、実現する日がやってきたのです。

いなべ市長によるフェアトレードタウン宣言(日沖いなべ市長と羽場いなべ市フェアトレード推進委員会長)

その市長による「フェアトレードへの支持表明」の場を公開し、そのイベントへの参加を呼びかけている案内を紹介され、名古屋市近郊でありながら未踏の地に私は訪れました。2019年2月2日のことでした。わが名古屋市のフェアトレードタウンを支えるNPO、フェアトレード名古屋ネットワークの代表、原田さとみ氏もその場に駆けつけ、フェアトレードパネルディスカッションに日沖靖いなべ市長、いなべ市フェアトレード推進委員会の羽場典子会長、その3人による鼎談ともいえる記念すべき場が設定されていました。私は原田さんの後を追っかけるような状態で、その場に踏み込んだのです。

フェアトレード宣言セレモニーを終えてパネルディスカッション後の記念撮影
editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..