SATOの普及に向けて、現地のNGOなどと協働して行う教育研修などにも力を入れる。写真はインドでの「Mason Training」と呼ばれる研修の風景。インドではこれまでにのべ6000人以上が参加しているという(写真提供:リクシル)

さらに、必要性についての説明、設置や使い方、維持管理などについての教育研修も展開している。同社広報部は「技術的なハード面だけでなく、教育や啓発活動といったソフト面の取り組みを合わせて行うことが重要だ」と話した。

バングラデシュでのSATOの事業展開では、製造から配送、設置、メンテナンスまでを現地で包括的に行っているため、雇用創出にも結び付いていることが特徴だ。同国での黒字化を受け、「他の地域でも生かしていきたい」(同広報部)とする。

同社はSATOでのグローバルな衛生課題改善に向け、①SATO事業チームの人数を44人に倍増②世界、および各国でのパートナーシップの強化・開拓③ウェブにおけるeマーケティングとコマースの促進――の3点を主な柱とした新戦略を策定し、さらなる展開を進めていく考えだ。

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