■「アミノ酸を身近に感じてほしい」
イベントでは、アミノ酸の関する簡単な実験やクイズを織り交ぜ、楽しみながらアミノ酸を体感するプログラムが行われた。後半では、アミノ酸の研究を行う味の素社員が、研究内容を紹介した。
味の素食品研究所の小野美保氏は、医薬品の研究開発などを経て、2014年からはスポーツサプリメントの開発を担当。アミノ酸サプリメント「アミノバイタル」の開発にも携わった。「アミノ酸は激しい運動で傷ついた筋肉の回復をサポートし、元気にスポーツを続けることに役立っている」と小野氏は説明する。
陸上部に所属し、普段から「アミノバイタル」を飲んでいるという中学1年生の女の子は、小野氏の話を聞き、「(普段は言われて飲んでいるだけだったが、)どうしてアミノ酸が大事なのかが分かった」と話した。
小野氏は「(研究開発の現場では)実際にサプリメントを利用している人の声を生で聞く機会は少ない。アミノ酸を身近に感じるとともに、自分の身体にどんな作用が起こっているかについても、科学的な目で眺めてもらえたら嬉しい」と手ごたえを語った。
味の素グループは独自の事業戦略としてASV(Ajinomoto Group Shared Value)を掲げ、事業そのものを通じて社会課題に取り組み、社会価値の創造を進めている。
アミノ酸ってすごい!がわかる体験型ウェブサイト「アミすご!」
(イベント当日の模様も動画で公開)
[…] 関連記事「味の素、飼料用アミノ酸でSDGsに多角的に貢献」はこちら […]