特にミレニアル世代は、顧客、社員ともに、ESGの意識が高いです。なので、そういった若い人材を確保するためにも、ソニーが魅力的だと感じてもらうために、さらなる努力が必要です。
例えば、9月末に「国連気候行動サミット2019」が行われましたが、その一環で国連環境計画(UNEP)が、「Playing For The Planet Alliance」というイニシアティブをつくりました。
日本では、あまり報道されていないのですが、近年若者に対して、絶大な影響力を持つゲーム産業を活用して、気候変動などの環境に関する取り組みを、業界で協力してやっていくものです。プレイステーション事業を行うSony Interactive Entertainment(SIE)や、Xboxを販売するマイクロソフトを含め、業界から21の企業が賛同しました。
SIEでは、これからゲーム・ハードウェア自体の環境配慮を高めていくとともに、ゲームコンテンツやメッセージを通して、ユーザーコミュニティに対して、環境に関する啓蒙をして行くことも考えています。
[…] 関連記事「ソニー、収益性とサステナビリティを両立へ」はこちら […]