経済産業省と東京証券取引所は3月3日、女性活躍推進に優れた企業を選出する2019年度の「なでしこ銘柄」を発表した。「なでしこ銘柄」には46社、「準なでしこ」には20社を選定した。なでしこ銘柄の46社のうち、カルビーは2014年度から7年連続で選ばれた。どのような施策を打っているのか。(オルタナ編集部=中山 涼太)
経産省は東京証券取引所と共同で、2012年度から「女性活躍推進」に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定している。
なでしこ銘柄は、女性活躍推進に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって、魅力的な銘柄として紹介する。この取り組みにより、企業への投資を促進し、各社の女性活躍を加速化させる狙いがある。
2019年度の「なでしこ銘柄」には46社が、「準なでしこ」には20社が選ばれた。
カルビーグループでは、「女性の活躍なしにカルビーの成長はない」という信念の下、2010年に「ダイバーシティ委員会」を設置した。それ以降、ダイバーシティの最優先課題として従業員の約半数を占める女性の活躍推進に注力している。