日本財団が「CSR格付け」発表

日本財団は10月27日、企業のCSR(企業の社会的責任)活動を格付けする2010年の「世界に誇る日本のCSR先進企業実態調査」の結果を発表した。日本企業のCSR活動の推進をうながすことが目的で、昨年に続いて今回が2回目。1位は昨年に続き積水ハウスで、2位に東芝、3位に関西電力となった。

この調査では、東証1部上場企業から情報開示で優秀な企業100社をまず選出。その中から「社会への対応」「社内への対応」「顧客への対応」の3分野240項目についてチェックをした。4位に凸版印刷、5位にデンソーが入った。積水ハウスは環境や社会的な取り組みが先進的な点が評価につながった。

また事務局によれば、日本企業は全般的に「社員の働きやすさ」「人的多様性」の面での取り組みなど社内への取り組みで点数が低かったという。(オルタナ編集部=石井孝明)11月5日

日本財団 プレスリリース(PDF)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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