学生組織のエコ・リーグ(全国青年環境連盟)は11月4日、全国の大学を対象とした「第2回エコ大学ランキング」を発表した。1位は三重大学で、2位に岩手大学、3位に筑波大学と続き、私学トップは4位の日本工業大学(埼玉県)だった。
同ランキングは昨年から開始。連盟が各大学の環境担当者にアンケートを実施し、CO2の排出量や学生への環境教育などの取組みを千点満点で採点する。151大学から回答があった。
三重大は10年以内に1990年比で30%のCO2を削減するのが目標。環境ISO学生委員会が卒業生からの家電回収、大学周辺の清掃事業などを行う。他にも67大学でCO2削減目標を設定するほか、自然エネルギー導入が77大学、グリーン電力採用が7大学に上った。学生への教育や連携を行う大学がランキング上位を占める傾向があるようだ。(オルタナ編集部=石井孝明)11月9日