コロナ後の世界をぼんやり考えてみた

【連載】オルタナティブな空間

天気の良いゴールデンウィーク。窓から外を眺めながら、コロナ後の世界を考えた。集中から分散へ。今のところリモートワークで何とかやれている。気がつけば、集中して効率性を求めるより、分散したまま調和を保とうとしている自分がいる。この環境で生み出された仕事が魅力的なら、おのずとこちらを選ぶだろう。近現代の集約型の働き方から、個々がゆるやかにつながる分散型の組織、働き方へ。日々、可能性を模索している。(東北芸術工科大学教授=馬場 正尊)

僕らの制作アトリエ/スタジオ「MakeA」で最近試作したテーブルとスツール。
自ら居場所をつくる逞しさを今こそ育てたい(撮影:MakeA)
baba

馬場 正尊(建築家)

建築家。1968年佐賀県生まれ。94 年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、02年Open Aを設立。東北芸術工科大学教授。

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キーワード: #新型コロナ

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