伊藤園は12月1日から来年2月28日までの3カ月間、同社製品の売り上げの一部を琵琶湖の環境保全活動の資金として滋賀県に寄付する「『お茶で琵琶湖を美しく』キャンペーン」を行う。同社商品の「お~いお茶」の関西地区2府4県での売り上げの一部が寄付される。
キャンペーンは今年で3年目。「お~いお茶」シリーズ商品の関西地区の商品パッケージに「Mother Lake(マザーレイク)」マークを表示して琵琶湖の環境保全の重要性を訴える。また、同社の社員が琵琶湖周辺の清掃作業に参加するほか、希望者と一緒に滋賀県が行う湖周辺の草の葦(ヨシ)刈りを行い、水質保全にも貢献する。
過去2年のキャンペーンで、08年度は1085万円、09年度は1108万円を滋賀県に寄付した。同県では琵琶湖の「葦帯再生及び維持管理」の費用に充てた。(オルタナ編集部=石井孝明)11月30日