デジタルガバナンス・コードとサステナビリティ経営

【連載】サステナビリティ経営戦略(1)

サステナビリティ経営研究家の遠藤です。

企業でのサステナビリティ推進及び調査研究の実務経験を通して「日本企業の持続可能な経営のあるべき姿とは何か」を主なテーマとしてコラムを担当させていただきます。よろしくお願いします。

政府は、「サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」をSociety5.0と名付け、我が国の目指すべき社会の姿として、その実現を目標に掲げています。

Society5.0を実現するためには、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を官民一体で進めることが重要であると考えられており、その基盤となるデジタルガバナンス改革の検討が経産省を中心に進められています。

その成果の一環として、11月9日にデジタルガバナンス・コードが公表されました。あらゆる要素がデジタル化されていくSociety5.0に向けて、グローバルではビジネスモデルの抜本的な変革と既存ビジネスモデルの破壊による新たな成長を実現する企業も現れてきています。

発想と行動の転換こそがDX

遠藤 直見(オルタナ編集委員/サステナビリティ経営研究家)

遠藤 直見(オルタナ編集委員/サステナビリティ経営研究家)

東北大学理学部数学科卒。NECでソフトウェア開発、品質企画・推進部門を経て、CSR/サステナビリティ推進業務全般を担当。国際社会経済研究所(NECのシンクタンク系グループ企業)の主幹研究員としてサステナビリティ経営の調査・研究に従事。現在はフリーランスのサステナビリティ経営研究家として「日本企業の持続可能な経営のあるべき姿」についての調査・研究に従事。オルタナ編集委員

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..