企業のIR(投資家向け広報)を支援する日興アイ・アールは、全上場企業3682社を対象にホームページの充実度ランキングをまとめた。総合電機大手の東芝が3年連続で1位に輝いた。
ランキングはホームページの「分かりやすさ」「使いやすさ」「情報の多さ」の3つの観点から135項目で評価。8回目となる今回は、個人投資家への配慮などの項目を追加した。2位にNTTドコモ、3位にカプコンが続き、新興市場では遊技機のフィールズがトップだった。
ランキング上位には情報通信や電機関連の企業が多く、個人投資家に配慮したページを作成している企業も上位に多いという。また同調査によると、CSRや環境対応専用ページなどを掲載する企業は全上場企業の約51%に達し、決算説明会の資料掲載も約52%、動画配信は約13%が実施していた。(オルタナ編集部=石井孝明)2010年12月2日