「森に働く馬の姿を」、C.W.ニコル氏が託した思い

2020年11月に黒姫のアファンの森で、信濃町ホースプロジェクト推進協議会が主催する「ホースロギング視察体験モニターツアー」が開催された。ホースロギングとは、伐った木を、馬で搬出する作業のこと。昭和中期までは日本各地で行われていたが今はほぼ廃れている。しかし、林業機械よりも効率面で劣るものの、小回りが利き、作業道を作る必要がなく、山の土壌を踏み固めたり、立木を傷つけたりすることがないため最近見直されてきた。

伐採した木を馬で曳いて運び出すホースロギング。(信濃町 アファンの森)

フリーランスのコピーライター。「緑の雇用担い手対策事業」の広報宣伝活動に携わり、広報誌Midori Pressを編集。全国の林業地を巡り、森で働く人を取材するうちに森林や林業に関心を抱き、2009年よりNPO法人 森のライフスタイル研究所の活動に2018年3月まで参画。森づくりツアーやツリークライミング体験会等の企画運営を担当。森林、林業と都会に住む若者の窓口づくりを行ってきた。TCJベーシッククライマー。

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