SDGsを楽しむ中学生を育んだ「8の字の暮らし」

経済産業省が次世代を担う人材を「教育を通して手にしたスキルや思考を、社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、考え行動できる人間」と定義しているが、世壱さんはまさしくこの定義にピタッとあてはまる。どのような経験や環境が彼を育てたのだろうか。

「セルフリフォーム、釣り、畑、魚捌き、包丁研ぎといった家庭で体験した数々のお手伝いに大きな影響を受けているように思います。そういったお手伝いを通して、自然の恩恵を受けて生きていることを実感するようになりました。科学の発展は僕たちの生活を豊かにしています。だからこそ、科学と自然が共存していく社会が必要なのかなと考えるようになりました。そんな時にSDGsを知って興味を持ち、行動したいと思ったのです」

一次情報に触れ、知識と体験を積み重ねる世壱さん
mihara

三原 菜央(スマイルバトン)

株式会社スマイルバトン 代表取締役/iU客員教員 1984年岐阜県出身。大学卒業後、8年間専門学校・大学の教員をしながら学校広報に携わる。その後ベンチャー企業を経て、株式会社リクルートライフスタイルにて広報PRや企画職に従事。「先生と子ども、両者の人生を豊かにする」ことをミッションに掲げる『先生の学校』を、2016年9月に立ち上げる。2020年3月にボーダレス・ジャパンに参画し、株式会社スマイルバトンを創業。著書に「自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方(秀和システム)」がある。執筆記事一覧

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