小泉環境相が大学生と「脱炭素社会」に向け議論

小泉進次郎環境相は1月15日、カーボンニュートラル(排出した分を吸収することの意)の実現に向けて環境活動などに取り組む6つの学生団体と意見交換を行った。学生たちはSNSなどで募った意見をまとめ、小泉環境相に提案した。

学生たちとオンラインで意見交換を行う小泉環境相

意見交換会に参加したのは、気候変動に取り組む「Fridays For Future Japan(以下FFFJ)」の全国支部や「Climate Youth Japan」、30歳以下の若者向けに政治や社会課題を発信している「NO YOUTH NO JAPAN」など6団体。当日は、各団体が持ち時間3分程度で小泉環境相に提言した。 

意見交換会のテーマは「2050年カーボンニュートラルに向けて」。出席した学生たちは、地球温暖化の原因にもなっている気候変動への取組みについて若者代表として意見を発表した。国際的に遅れている環境目標に対して「大転換すべき」と主張し、今後は「経産省も入れて意見交換をお願いしたい」と要望を出した。

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M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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