3Dプリンターで環境対策に挑む會澤高圧

革新的な技術開発に次々と着手している會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市)。3Dプリンターの実用化研究のため、昨年からインフラ整備不要の「自立型トイレ」を生産し、実証実験を開始した。コンクリート業界は二酸化炭素排出量が8%と環境負荷の高い業界だ。「3Dプリンターに転換することで、コンクリートの使用量を6割削減することができる」と同社の會澤祥弘社長は話す。(寺町幸枝)

會澤高圧コンクリートが3Dプリンターで生産した自立型トイレ
teramachi

寺町 幸枝(在外ジャーナリスト協会理事)

ファッション誌のライターとしてキャリアをスタートし、米国在住10年の間に、funtrap名義でファッションビジネスを展開。同時にビジネスやサステナブルブランドなどの取材を重ね、現在は東京を拠点に、ビジネスとカルチャー全般の取材執筆活動を行う。出稿先は、Yahoo!ニュース、オルタナ 、47ニュース、SUUMO Journal他。共同通信特約記者。在外ジャーナリスト協会(Global Press)理事。執筆記事一覧

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