ファストリ柳井社長「コロナのピンチをチャンスに」

ファーストリテイリングは2月2日、2006年から発行しているサステナビリティレポートを刷新し、「Fast Retailing Sustainability Report2021」を発行した。発表会に出席した柳井正・ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長は「コロナ禍をポジティブにとらえ、ピンチをチャンスに変え、より良い社会にしていきたい」と話した。

柳井正・ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長

刷新したレポートでは、柳井社長とジャック・アタリ氏との対談や新型コロナウイルス感染症への取り組み、社会課題に挑戦するZ世代のインタビュー、サステナビリティの20年史などが掲載されている。

柳井社長は「このままではいまの世代で地球が終わりになってしまう。そうならないように、全世界の人、企業がどうあるべきかを真剣に考えて行動しなければならない」と危機感を示し、「企業としての決意を広く世界に知ってもらうために、今回レポートを刷新した」と説明する。

yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

執筆記事一覧

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..