ファーストリテイリングは2月2日、2006年から発行しているサステナビリティレポートを刷新し、「Fast Retailing Sustainability Report2021」を発行した。発表会に出席した柳井正・ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長は「コロナ禍をポジティブにとらえ、ピンチをチャンスに変え、より良い社会にしていきたい」と話した。
刷新したレポートでは、柳井社長とジャック・アタリ氏との対談や新型コロナウイルス感染症への取り組み、社会課題に挑戦するZ世代のインタビュー、サステナビリティの20年史などが掲載されている。
柳井社長は「このままではいまの世代で地球が終わりになってしまう。そうならないように、全世界の人、企業がどうあるべきかを真剣に考えて行動しなければならない」と危機感を示し、「企業としての決意を広く世界に知ってもらうために、今回レポートを刷新した」と説明する。
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