綿・アパレル業界を革新する「コットン2040」

【連載】欧州CSR最前線

世界的な綿花に関わる環境や社会問題を解決するにあたり、「コットン2040」というイニシアチブが動き始めている。

英国のNGOであるフォーラム・フォー・ザ・フューチャーが中心となり進めている世界的なイニシアチブで、ベター・コットン・イニシアチブ、テキスタイル・エクスチェンジ、フェアトレードなど、綿花に関わる世界の主要団体と活動を調整し、今後数十年間にもたらされる地球規模での課題に対応するために、地球全体での綿生産に関わるシステムや、綿・アパレル業界の仕組みに大きな変化を促すために開始されている。

現在世界では、綿花の生産に大量の農薬や石油系の化学肥料が使用されている。綿花生産には世界の耕地の2.5%が使用され、そこに世界で生産された農薬や化学肥料の10%が使用されている。

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下田屋 毅(CSRコンサルタント)

欧州と日本のCSR/サステナビリティの架け橋となるべく活動を行っている。サステイナビジョン代表取締役。一般社団法人ASSC(アスク)代表理事。一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会代表理事。英国イーストアングリア大学環境科学修士、ランカスター大学MBA。執筆記事一覧

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