全長200キロ、パリ・郊外を結ぶ自転車道整備へ

自転車通勤・通学で「脱炭素」ーー。パリと近郊の131自治体からなる公施設法人「メトロポール・デュ・グラン・パリ(MGP)」が7月8日、自転車道8ルートの建設計画を発表した。6000万ユーロ(78億円)を投入し、全長200kmの自転車専用道でパリと郊外を結ぶ。2024年までに移動の10%を自転車に変え、2030年までに自転車移動を現在の3倍に増やす。(在パリ編集委員=羽生のり子)

パリの中心部、リヴォリ通りの自転車道
hanyu

羽生 のり子(在パリ編集委員)

1991年から在仏。早稲田大学第一文学部仏文卒。立教大学文学研究科博士課程前期終了。パリ第13大学植物療法大学免状。翻訳業を経て2000年頃から記者業を開始。専門分野は環境問題、エコロジー、食、農業、美術、文化。日本農業新聞元パリ特約通信員、聴こえの雑誌「オーディオインフォ」日本版元編集長。ドイツ発祥のルナヨガ®インストラクター兼教師養成コース担当。共著に「新型コロナ 19氏の意見」(農文協)。執筆記事一覧

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