三菱自、日米欧でEV強化 中期計画

三菱自動車は1月20日、2011年度から3年間の中期経営計画を発表した。日米欧の先進国で販売車種を整理し、小型車や電気自動車(EV)など環境配慮車の販売を強化するほか、新興国でも合弁を進める。13年度には10年度比約3割増の135万台の販売を目指す。

日本では世界に先駆けて09年から市販したEV「アイ・ミーブ」の生産を、12年度までに現在の約1万台から4万台以上に増やし、13年度までに家庭電源で充電可能なプラグインハイブリッド車(PHV)も発売する。環境対応車への対応では「アイ・ミーブ」以外にも商用車や小型車を増やす。タイでは12年3月に新工場を稼働させ、価格を100万円程度に抑えた小型世界戦略車「グローバルスモール」を生産し、世界各地に輸出する。また自動車の走行時のCO2排出量を2015年までに25%削減するなどの環境行動計画も同日発表した。(オルタナ編集部=石井孝明)2011年1月20日

三菱自動車 プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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