オルタナ総研統合報告書レビュー(8):三菱ケミカルホールディングス

三菱ケミカルホールディングスは「KAITEKI REPORT 2021 統合報告書」において、「新社長の選定プロセス」を開示しています。2021年4月1日付で新社長に、ジョンマーク・ギルソン氏が就任しました。橋本社外取締役、指名委員長は、「“持続的成長”と“CEO選解任の客観性・適時性・透明性”確保を念頭に選任した」と述べました。指名方針だけでなく、決定プロセスの開示にまで踏み込んでいます。(オルタナ総研フェロー=室井孝之)

三菱ケミカルホールディングスの統合報告書
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室井 孝之 (オルタナ総研フェロー)

42年勤務したアミノ酸・食品メーカーでは、CSR・人事・労務・総務・監査・物流・広報・法人運営などに従事。CSRでは、組織浸透、DJSIなどのESG投資指標や東北復興応援を担当した。2014年、日本食品業界初のダウ・ジョーンズ・ワールド・インデックス選定時にはプロジェクト・リーダーを務めた。2017年12月から現職。オルタナ総研では、サステナビリティ全般のコンサルティングを担当。オルタナ・オンラインへの提稿にも努めている。執筆記事一覧

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