「ゴミ拾いの歌」を皆で歌い、ゴミのない村を目指す

ミャンマーの僻地・無医村「ミャウンミャ」から

「今年はゴミを1つも村からなくしたいんだよね。特に子どもたちが落すゴミを」。これは約1年前、私たちが支援するミャウンミャ地区・トーイ村の地域健康推進員たちから出た言葉です。「もうこんなにきれいになっているのに、これ以上にきれいにできるのかな」と驚いたものですが、その結果はいかに。 (NPO法人ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会「MFCG」代表理事・医師・気功師・名知仁子)

村の所々に村人が置いたゴミ箱
Satoko Nachi

名知 仁子

名知仁子(なち・さとこ) 新潟県出身。1988年、獨協医科大学卒業。「国境なき医師団」でミャンマー・カレン族やロヒンギャ族に対する医療支援、外務省ODA団体「Japan Platform」ではイラク戦争で難民となったクルド人への難民緊急援助などを行う。2008年にMFCGの前身となる任意団体「ミャンマー クリニック菜園開設基金」を設立。15年ミャンマーに移住。

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