ソニー、再生素材を活用したワイヤレス型ヘッドホン発売

『LinkBuds S』マーブル柄の新色 アースブルー

ソニーは、オンラインとリアルをつないで新たな音体験を提案する完全ワイヤレス型ヘッドホン LinkBuds(リンクバッズ)シリーズにおいて、『LinkBuds S』の再生素材を活用したマーブル柄の新色「アースブルー」と、『LinkBuds』のMicrosoft Teams 認定機種の 2 機種を発売します。また、LinkBuds シリーズにおいて、マルチポイント接続機能対応へのソフトウエアアップデート※1 を実施します。これにより同シリーズは、環境負荷の低減とビジネスシーンなどを含めた使い勝手の向上を実現します。

『LinkBuds S』にマーブル柄の新色「アースブルー」を追加

ノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレス型ヘッドホン『LinkBuds S』に新色「アースブルー」を追加します。ソニー独自の新技術により、ウォーターサーバーボトルから生成した再生樹脂素材を活用してマーブル柄を表現しています。また、既発売の色を含む『LinkBuds S』全色を対象として、10 月 26 日より売上に応じた海洋保護活動への寄付を実施します。

Microsoft Teams 認定機種『LinkBuds UC for Microsoft Teams』の発売

耳をふさがない構造の完全ワイヤレス型ヘッドホン『LinkBuds』に、PC との接続や Microsoft Teams の操作等に便利な機能を搭載した新機種を発売します。ビジネスシーンなどを含めた使い勝手の向上を実現します。

マルチポイント接続に対応するソフトウエアアップデート※1 の実施

ソフトウエアアップデートにより、LinkBuds シリーズおよび『WF-1000XM4』において、2台の機器の同時接続および機器間のシームレスな切り替えが可能になります。
アップデートは、LinkBuds シリーズが 11 月 17 日、『WF-1000XM4』が今冬に実施予定です。

<LinkBuds シリーズについて>
小型軽量で快適な装着性と自然な外音取り込みができる特長により、ヘッドホンの常時装着という新しい使用スタイルと音体験を提案します。さらに、センシング技術とパートナー企業のアプリケーションとの連携により、さまざまな音体験を提供します。

※1: ソフトウエアアップデートには、Android・iOS アプリの「Sony Headphones Connect」を利用します。必ず最新版の「Sony Headphones Connect」 を使用して、ソフトウエアアップデートを実施してください。
なお、『LinkBuds UC for Microsoft Teams』はソフトウエアアップデート対象外です。同梱の USB トランシーバーを対応機器に接続し、もう一台を Bluetooth で接続することで 2 台の機器の同時接続が可能です。

【新商品】 『LinkBuds S』新色「アースブルー」 環境配慮への取り組み

『LinkBuds S』は、自然な外音取り込みができることに加え、ノイズキャンセリング機能とハイレゾ音質に対応しており、常時装着したまま、高い没入感と「ながら聴き」を自由に切り替えられるモデルです。今年6月より発売中のホワイト、ブラック、エクリュに続き、この度ウォーターボトルの再生素材を活用したマーブル柄の新色「アースブルー」を追加します。

独自技術によりウォーターサーバーボトルの再生素材を使用し、マーブル柄を表現した新色「アースブルー」

再生素材を用いた新たなデザイン表現を追求し、本体とケースに市場回収したウォーターサーバーボトルから生成した再生素材を使用して、マーブル柄を表現しています。当素材は、本商品のため独自に開発しており、従来の再生素材と、ウォーターサーバーボトルから生成した高い粘性をもつ再生素材を配合することで、マーブル柄の風合いを生んでいます。一つ一つの商品の柄があえて異なるようにデザインしており、世界に一つだけのデザインになっています。
なお、LinkBuds シリーズの環境配慮の取り組みとしては、今回の新色に限らず、全機種で、本体とケースの樹脂素材に工場回収の樹脂を活用した再生プラスチックを使用している※2 他、個装パッケージ※3 でのプラスチック不使用※4 を実現しています。
ソニーグループでは、2050 年までに環境負荷ゼロを目指す環境計画「Road to Zero」を策定しており、この達成に向けて段階的に環境中期目標を設定しながら行動しています。

※2: ヘッドホン本体および充電ケースの外装部品。商品に採用する再生材は、変更する可能性があります。
※3: 個装パッケージの範囲は、個装カートン、個装カートン上および中の包装材です。
※4: コーティングや接着で用いる材料は除く。

≪『LinkBuds S』全色対象≫ 売上の一部を海洋保護活動への支援に還元するプロジェクトを始動

新色を含む『LinkBuds S』全色の売上の一部について、10 月 26 日より、1 台の販売につき 2 ドルを、国際環境NGO コンサベーション・インターナショナル(CI)へ寄付※5 します。寄付を通じて CI の実施する海洋保護活動を支援します。本商品 1 台の販売につき 58,824 平方メートルの海を保護することになり、オリンピックサイズのスイミングプール約 47 個分の広さに相当※6 します。
近年、プラスチックの年間生産量が過去 50 年で約 20 倍※7 に増大する一方、そのリサイクル量は約 9%にとどまる※8 ことで、海洋プラスチック汚染問題が深刻化しており、海洋保護活動への貢献を目指します。

国際環境 NGO コンサベーション・インターナショナルからのコメント

コンサベーション・インターナショナル チーフ・マーケティング・オフィサー アナスタシア・クー氏

自然界において、何もないところでは何事も起こりませんが、たった一か所の汚染が海全体に影響を及ぼすことがあります。プラスチックによる汚染は、そのこと自体が問題であるだけなく、気候変動や乱獲など、海が直面しているさまざまな脅威を悪化させる要因にもなっています。人類は豊かな海の恩恵を受けており、このようなキャンペーンは海を守るために必要な資金調達と、多くの消費者の関心を高めることにつながります。

※5: CI への寄付は、日本およびヨーロッパでの販売に適用されます。
※6: CI の試算に基づきます。34 ドルで 1 平方キロメートルの海を保護することができます。(平均コストであり、地域や為替により変動します。)
※7: Ellen MacArthur Foundation (2016). “The new plastics economy: rethinking the future of plastics.” World Economic Forum
※8: Geyer, Roland, Jam beck, Jenna, & Lavender Law, Kara L. (2017). Production, use, and fate of all plastics ever made. American Association for the Advancement of Science.

【新商品】 Microsoft Teams 認定機種『LinkBuds UC for Microsoft Teams』の主な特長

本商品は、耳をふさがない構造の完全ワイヤレス型ヘッドホン『LinkBuds』に、オンライン会議などでの利便性を向上する機能を付加した機種です。『LinkBuds UC for Microsoft Teams』は、リング型ドライバーユニットと小型軽量設計により快適な装着性で、周囲のあらゆる音と自然につながりながら、Microsoft Teams でのオンライン会議をするのに最適です。本商品は、マイクロソフト社の認証を得ており、快適な Microsoft Teams でのオンライン会議をサポートします。

1)Microsoft Teams に関する操作※9がヘッドホンで簡単に可能

ヘッドホンをタップ※10することで、Microsoft Teams の通話が簡単に操作できます。例えば、マイクをミュートにするには、右耳側のヘッドホンを 3 回タップします。会議中に一時的に PC から離れて、急遽発言するときや、環境音を消したいときに便利な機能です。また、Microsoft Teams 会議の参加、着信、挙手機能など、Microsoft Teams 特有の機能を利用できます。

2)PC と他の機器をシームレスに切り替え可能

同梱の USB トランシーバーを通して PC 接続することで、Bluetooth で接続した別の機器と 2 台で同時接続し、機器間のシームレスな切り替えが可能です。例えば、PC以外の機器で音楽などのコンテンツを聴いていた場合も、PC との再接続なく Microsoft Teams 会議の通話へ切り替え応答することが可能です。

マイクロソフトからのコメント


Microsoft Teams デバイス パートナー シニア ディレクター アルバート クーイマン氏
これからの働き方は、リモートワークとオフィスを両方活用するハイブリッドワーク型になることは明らかです。そこで、いつでもどこでも高品質で Microsoft Teams 会議に参加できるデバイスの重要性が高まっています。LinkBuds が Microsoft Teams 認定デバイスになったことを嬉しく思います。ユーザーは、Microsoft Teams のパワフルなコラボレーション機能を活用できるほか、LinkBuds の耳をふさがない構造により、通話だけでなく、周囲の音を常時聞くことができます。LinkBuds は、マルチタスクや外出先での仕事に最適と言えます。

※9: 同梱 USB トランシーバーを接続した Windows 10 以降/Mac OS 11 以降の機器において、以下のプランに該当する Microsoft Teams デスクトップ版アプリを使用する場合、ヘッドホンでの Microsoft Teams 操作が可能です。最新バージョンの Microsoft Teams で利用できます。Microsoft Teams Essentials(Microsoft 認定パートナーを通じて購入した場合のみ)、Microsoft 365 Business シリーズ、Microsoft 365 Enterprise シリーズ、Microsoft 365 Education シリーズ
※10: 耳の辺りをタップすることで操作が可能な「ワイドエリアタップ」機能にも対応しています。

【ソフトウエアアップデート】≪LinkBuds シリーズ≫ マルチポイント接続機能対応

LinkBuds シリーズで、便利な Bluetooth 機能であるマルチポイント接続に対応するソフトウエアアップデート※1 を 11月 17 日より実施予定です。マルチポイント接続機能では、2 台の機器と同時接続することが可能です。例えば PCでの音楽再生時に、スマートフォンで着信した場合には自動でスマートフォンの通話に切り替わり、ハンズフリー通話を開始できます。2 台の機器でヘッドホンを使う場面で接続の切り替えがいらず、快適に使用できます。
また、ユーザーの使用環境を検知して音楽※11 を自動再生する「Auto Play」の利用シーンも、マルチポイント接続機能対応によってさらに広がります※12。PC でのオンライン会議を終えた際や、仕事を終えて PC を閉じた際に、同時接続していたスマートフォンから音楽を自動再生することができます。
なお、マルチポイント接続に対応するソフトウエアアップデートは、LinkBuds シリーズ以外に完全ワイヤレス型ヘッドホン『WF-1000XM4』も対象※13 となっており、今冬にアップデート実施予定です。

※11: Spotify および Endel のコンテンツとの連携に対応しています。
※12: マルチポイント接続対応による「Auto Play」の新機能は Auto Play Ver.1.5 以降に対応。
※13: 『WF-1000XM4』は「Auto Play」には非対応。

<先行展示>
今回の新商品を、ソニーストア 銀座、ソニーストア 札幌、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、10月26日(水)より展示します。
新商品 発売前先行体験・展示について | ソニーストアについて | ソニー (sony.jp)

<主な仕様>
主な仕様や詳細については、商品サイトをご覧ください。

LinkBuds S | ヘッドホン | ソニー (sony.jp)

LinkBuds UC for Microsoft Teams | ヘッドホン | ソニー (sony.jp)

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