原発輸出再議論「ベトナムへは約束」

【画像】ベトナム原子力委員会のサイト

菅直人首相が21日午前の参議院予算委員会で原発の海外への輸出について「もう一度きちんと議論しなければならない」と述べたことを受け、枝野幸男官房長官は午後に開かれた同委員会で昨年決定したベトナムへの原発輸出に言及し「従来の約束はしっかり守っていく」として継続する考えを示した。

原発輸出をめぐっては、菅首相が「脱原発依存」を掲げたことに対して自民党議員が「原子力は律することができない、と言いながら海外に輸出するのか」と国会で追及していた。

日本とベトナムは昨年10月末、ベトナム中部・ニントゥアン省で計画されている同国初の原発(出力400万kW)の第2期工事分となる2基の原子炉を日本が受注することで合意に達している。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年7月21日

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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