検定テキストから:ワーク・ライフ・バランスとは

*この記事は「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版(2022年11月30日発売)」から抜粋しています。テキストの購入はこちら、サステナ経営検定についてはこちら

第3章:社会や地域と共に働くということ
3-4:ワーク・ライフ・バランスとは何か

ワーク・ライフ・バランス(WLB)は、「男性は仕事、女性は家庭」という固定的な性別役割分担意識にとらわれず、男性も女性も個人がそれぞれの能力を発揮して責任を分担して生き生きと暮らしていこう、仕事と育児・介護、地域や趣味といった仕事以外の活動を自分なりに両立させて楽しみながら生活できるようにしよう、という考え方だ。「仕事と生活の調和」ともいう。

仕事と家庭の両立の困難さ

WLB、特に仕事と家庭との両立は、多くの女性にとって大きな悩みの種だ。内閣府の「男女共同参画白書」によると、出産を機に離職する女性は約5割だ。民間企業に勤める女性の育児休業取得率は81.6%ですが、男性では12.7%である(2020年度)。介護・看護を理由に離職した女性は年間5.3万人ですが、近年では男性の離職者が増える傾向にあり1.8万人だった(2020年)。

法的な制度の進展

*この続きは「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版」に掲載しています。テキストのご購入はこちら

サステナ経営検定

サステナ経営検定

「サステナ経営検定」は、多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるために、CSRの意義とメリットを広め、実践してもらうこと、また検定合格者が健全で生産性や競争力が高い社会の実現に貢献することを目指しています。「サステナ経営検定」は、1級~4級まであります。1級試験は秋、2~3級試験は春と秋、4級試験は毎月実施しています。

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