経産省が「カーボンフットプリント」の素案を示す

記事のポイント


  1. 経済産業省は1月31日に「カーボンフットプリント」の素案を示した
  2. 算定の基礎要件や算定ルールの策定プロセスなどを盛り込む
  3. パブリックコメントの募集を行い3月末までに公表する

経済産業省はこのほど、カーボンフットプリントのレポート案とガイドライン案を示した。企業はサプライチェーン上の排出量である「スコープ3」開示のニーズが高まる中で、カーボンフットプリントを算定する動きが広がる。今回の素案では企業がカーボンフットプリントを算定するための環境を整備する。国際基準との整合性も確保する。今後、パブリックコメントの募集を行い、3月末までに公表する。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)

カーボンフットプリントの普及を通して、脱炭素・低炭素製品が選ばれるグリーン市場の形成を目指す(画像は経済産業省資料から)
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萩原 哲郎(オルタナ編集部)

2014年から不動産業界専門新聞の記者職に従事。2022年オルタナ編集部に。

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キーワード: #脱炭素

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