「計画停電でも再稼働反対」が半数――セルコホーム調べ

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輸入住宅を販売するセルコホーム(仙台市)は19日、エコ住宅と省エネに関するアンケート調査結果を発表した。それによると「今年の夏は大規模で突発的な停電が心配」とする人が半数を超える一方、「計画停電になろうが原発再稼働に反対」とする人も約半数いることがわかった。

「大規模で突発的な停電が心配」とする人は53.3%で、中でも関西電力管内での電力需要のひっ迫が懸念される近畿が67.4%と突出。次いで関東も59.1%と多く、二大電力消費地で停電に対する不安が大きいことが示された形となった。「計画停電になろうが原発再稼働に反対」とする人は全体の49.9%で、原発への依存度が低い中部電力管内の東海地方では61.2%だった。

このほか「今年の夏は節電を実行しようと考えている」人が全体の8割に達する一方で、「自分は節電疲れを感じている」と答えた人も2割強いた。アンケートはインターネットを利用して男女各1千人ずつを対象に、5月24日から28日まで行った。(オルタナ編集部=斉藤円華)2012年6月21日

セルコホーム プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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