自然エネ自給目指す祝島に2基目の太陽光パネル

ハートの形をしている祝島

一般社団法人 祝島千年の島づくり基金はこのほど、祝島の食料品店に太陽光パネルを設置する。これは中国電力が上関原発の建設を計画している祝島を自然エネルギー100%で自給するための「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」の一環。

プロジェクトは昨年はじまり、これまでに、賛同者から寄せられた寄付金で民家一軒の屋根に太陽光パネルを設置した。今回、設置されるパネルの発電能力は6kwで、余った電力の売電料金は祝島千年の島づくり基金に支払われる。

今後、同基金は、より幅広い賛同者から寄付を募るための寄付プログラム「1% for 祝島」を開始する。これは、個人や企業・団体が、その収入や売り上げの1%を寄付するというもの。関係者は「多くの方々の小さな『1%』の積み重ねを、自然エネルギー『100%』という大きな輪に広げていきたい」と話している。(オルタナ編集部=赤坂祥彦)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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