イトーキはこのほど、都内で開催された「国際モダンホスピタルショウ2012」で排出されたCO2に対するカーボン・オフセット代行サービスを実施し、19トンを相殺した。
利用したのは「東日本大震災復興支援型国内クレジット」。これは、1トンのCO2が相殺されるたびに、クレジットの売却代金の一部が「赤い羽根『災害ボランティア・NPO活動サポート募金』に寄付される仕組みだ。
主催者の一般社団法人日本経営協会は、会場で使用する照明器具にLED などの省エネタイプを積極的に利用することで、CO2削減に努めたが、一部の相殺を同社に代行した。
イトーキでは、昨年11月よりオフセット代行や温室効果ガス排出量算定などを行う「カーボン・オフセットサービス」を開始。これまでに9社にサービスを提供し、累計で1300トンのCO2を相殺している。(オルタナ編集部=赤坂祥彦)