国会前を「再稼働反対」が埋めつくす

国会前の歩道に集まった参加者=29日午後7時頃

首都圏反原発連合が主催する「7.29脱原発国会大包囲」が29日午後に行われ、参加者は東京電力本店や経済産業省周辺をデモ行進した後、国会議事堂を取り囲んだ。参加者数は主催者発表で約20万人。警察発表は行われていないが、新聞報道などによればデモと国会包囲それぞれ12500人程度と伝えられる。

国会前に集まった参加者は「再稼働反対」「野田はノーだ」などと声を上げた。歩道に収まりきらなくなった参加者が国会前の車道を埋めつくし、この時の混乱で2人が逮捕された。

デモにプラカードを持参した矢野敏夫さん=29日午後、日比谷公園で

埼玉県北本市に住む矢野敏夫さん(45)はデモに「使いこなせないものを使うのはやめようよ NO NUKES」と書かれたプラカードを持参。「(原発のように)壊れた時に直せないものを使う権利はない」と話した。(オルタナ編集部=斉藤円華)2012年7月30日

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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