「遊びながらエコ」、週末はビーチでゴミ拾いと音楽を楽しもう

今年6月30日に行われた逗子ビーチクリーンで。一人で参加しても、帰るころには素敵な仲間ができそうだ

「遊びながらエコ」をコンセプトに活動するNPO法人GoodDay(グッデイ)(東京・文京)は、6月から毎週土曜、神奈川県逗子海岸でビーチクリーン活動を行っている。海の家ライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」の協力のもと、2005年に始まったプロジェクトで、のべ2000人以上が参加してきた。

逗子ビーチクリーンでは、毎回約30人が参加し、1時間でゴミは5袋ほど集まるという。タバコや花火のゴミが多いそうだ。音霊では、9月2日までライブが毎晩行われているので、ゴミ拾いの後は海岸で音楽も楽しめる。

さらに今年から、就職・自立支援を行うNPO法人ユースポート横濱(横浜市)とも協働し、若年層就労支援の一環としてコミュニケーション能力を育む場にもなっている。

グッデイの荒昌史代表理事は、「ビーチクリーンに参加して、自然の気持ち良さを知ってもらいたい。楽しみながら環境に関心を持ってもらえれば。多様な人とのかかわりの場も提供し、学歴や価値観が違う人を認め合える社会にしていきたい」と話す。

ビーチクリーンへの参加費は無料で、飛び込み参加も可能だ。この夏は、ビーチをきれいにしながら、自然の気持ち良さを体感してほしい。(オルタナ編集部=吉田広子)

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..