[Sustainablebrands.comから転載]

レゴグループ(本社・デンマーク)はこのほど、玩具「レゴ」向けにサステナブルなパーツを年内に発売すると発表した。葉や樹木などの「植物」のパーツに、サトウキビ由来のポリエチレンを使用、セット商品に組み入れる。このポリエチレンは、サトウキビの加工・流通過程管理の認証を受けたものだ。レゴグループは2030年までに、レゴの素材を石油由来からサステナブルな素材に転換することを宣言しており、その第一歩となる。(クローディアー真理)
今年中にお目見えすることが決まった、葉や樹木などの「植物」のレゴ・パーツの原料となるポリエチレンは、サトウキビから製造されるエタノール製だ。バイオプラスチック・フィードストック・アライアンス(BFA)の指導に従い、サステナブルに育成されたサトウキビのみを原料に作られている。BFAはバイオ由来のプラスチックを推奨し、サステナブルな原材料の選択をするよう促す組織だ。