ハンセン病の高齢者を描く記録映画

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映画のワンシーン。(C)2011年「61ha絆」製作委員会

瀬戸内海の大島のハンセン病療養所「大島青松園」で暮らす夫婦、東條高さん(78)と康江さん(75)の生活を7年の歳月をかけて撮り続けたドキュメンタリー映画「61ha 絆」が、12月21日まで渋谷 UPLINKで公開している。

療養所で寄り添って暮らす夫婦を描いた珠玉の愛の物語で、60年に渡り、61ha(ヘクタール)という小さな島での暮らしを余儀なくされた二人を、優しく、そして時にユーモラスに描いている。

監督・脚本は、在日韓国人女性の半生を描いた「ハルコ」(2004年)、フィリピンのストリートチルドレンを描いた「マリアのへそ」(2007年)などのドキュメンタリーを作ってきた野澤和之さん。

いわれなき差別を受けた二人の高齢者は、映画の中で「一生懸命にこの療養所で生きた人がいることを知ってほしいと思う」と語る。

礼拝の賛美歌。趣味のカラオケ。31文字の短歌。つらいときにも、うれしいときにも、二人の生活にはいつも歌があった。

小さな島の小さな家でいたわり合う二人の姿に、あなたは何を発見するだろうか。(今一生)

●映画『61ha 絆』
http://www.impc.jp/61ha/

2012年12月4日(火)11:38

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